声で加湿器を動かせたら便利。でも、そのためだけに買い替える必要はあるでしょうか。SwitchBotの気化式加湿器を選ぶ前に、フィルターの手入れ、通信環境、使う部屋の広さを確認しておきたいところです。象印のコンパクトなスチーム式EE-MB20とも、用途を分けて比較します。
買わなくていい人・先に見直したいこと
- 今の加湿器で困っていない人:音声操作だけのために交換する前に、今の機器のタイマーや自動運転で足りるか確認しましょう。
- 給水や洗浄を後回しにしがちな人:抗菌加工や自動乾燥があっても、手入れを省けるわけではありません。
- スマートフォンやWi-Fi設定が負担になる人:本体操作で足りる機種も候補です。
- 窓の結露がすでに気になる人:加湿量を増やす前に、室内の湿度と設置場所を見直しましょう。
SwitchBotを選ぶ理由は「遠隔操作を使うか」
対象はSwitchBot「気化式加湿器」です。「気化式加湿器 Plus」や超音波式の「スマート加湿器」とは別製品なので、購入ページの名称を確認してください。
メーカー掲載のタンク容量は4.5L、加湿量は最大750mL/h、消費電力は約15W。ヒーターで水を沸かす方式ではなく、フィルターに風を当てて加湿します。ただし、加湿量や給水間隔は運転モードと室内環境で変わります。「満水なら必ず一晩以上もつ」「月の電気代は一定」とは言えません。
アプリやAlexaを使うなら、購入前に通信環境と設定手順を確認しましょう。Wi-Fiは2.4GHz対応です。Alexaとの連携にはSwitchBotアプリへの機器登録とアカウント連携が必要です。声で操作できることと、部屋の湿度を狙いどおり自動管理できることは別なので、温湿度計などの追加機器が必要な機能も確認してください。
フィルターの自動乾燥や抗菌加工はありますが、洗浄不要・カビが絶対に発生しないという意味ではありません。交換用フィルターの費用と、洗って乾かす場所まで考えると判断しやすくなります。
象印EE-MB20とは、同じ部屋向けの比較ではない
EE-MB20は1.8Lの小型スチーム式。適用床面積の目安は木造和室3畳・プレハブ洋室6畳、定格加湿能力は200mL/hです。広いリビング用としてSwitchBotと同列に選ぶより、小さな個室で必要な加湿量を満たすか確認する機種です。
| 判断する点 | SwitchBot 気化式加湿器 | 象印 EE-MB20 |
|---|---|---|
| 優先したい用途 | アプリ・音声操作を使いたい | 小さな個室で本体操作を中心に使いたい |
| 手入れの負担 | フィルターの洗浄・乾燥・交換を確認 | フィルター不要。ただし容器の洗浄は必要 |
| 消費電力の掲載値 | 約15W | 加湿時190W(標準)・134W(静音)、湯沸かし時650W |
| 先に確認する弱点 | 通信設定とフィルター管理 | 電気代、蒸気・熱湯への注意、小部屋向けの加湿量 |
消費電力は同じ加湿量で測った比較ではありません。電気代は「消費電力÷1,000×使用時間×契約の電力量単価」で概算し、運転の切り替わりや湯沸かし時間も考慮してください。スチーム式の蒸気や熱湯には注意が必要です。安全機能があるから置き場所を自由にしてよい、とは考えないでください。
象印公式ではEE-MB20を在庫限定品として案内しています。在庫や値段だけで急がず、現行モデルとの違いも確認しましょう。
買う前に確認する順番
- 部屋の広さと住宅の構造に合う加湿量か。
- 毎日の給水と定期洗浄を続けられるか。
- アプリ・音声操作を日常的に使うか。
- 本体価格に消耗品と電気代を足して納得できるか。
- 販売ページの型番、販売者、保証条件が希望と一致するか。
操作の自動化に困りごとがあり、フィルター管理も続けられるならSwitchBotが候補になります。小さな個室でフィルター不要を重視するならEE-MB20のようなスチーム式を比較してください。どちらの長所も必要としていないなら、今の加湿器を使い続ける判断も十分にあります。
条件に合った場合だけ、販売ページを確認
遠隔操作を使い、フィルター管理も続けられる場合は、下のSwitchBot単体の商品ページで型番と保証条件を確認してください。センサーとのセット商品やPlusモデルと取り違えないようにします。
EE-MB20は小さな個室向けの比較候補です。在庫限定品なので、現行モデルも確認してから選びましょう。
方式そのものに迷う場合は加湿器の選び方へ、スチーム式の費用を比べたい場合は手入れ・電気代・熱への注意へ進めます。
仕様と設定方法を確認する
購入候補を決める前に、SwitchBot気化式加湿器の公式仕様、Alexaとの連携手順、交換用フィルター、象印EE-MB20の公式仕様で条件を確認できます。
この記事ではメーカーの製品情報と設定案内を照合して、選ぶ条件を整理しました。運転音の聞こえ方、実際の加湿速度、部屋での使い勝手を実測した評価は含めていません。掲載仕様の確認日:2026年10月4日。

