夜間の介護で「テープ式おむつにパッドを重ねる」か「高吸収パンツに切り替える」かで迷った経験はないでしょうか。
アテントの夜間向けラインには、テープ式おむつ専用の「夜1枚安心パッド」とパンツタイプ1枚で完結する「夜1枚安心パンツ」の2種類があります。どちらも大王製紙が製造する8回分吸収の夜間専用設計ですが、使い方・コスト・向いているシーンはまったく異なります。
この記事では両製品の仕様・価格・購入者の評価を比較した上で、介護状況に合わせた選び方を整理します。急ぎの方は「30秒で選ぶポイント」の表から確認してください。
30秒で選ぶポイント
| チェック項目 | 向いている商品 |
|---|---|
| テープ式おむつをすでに使っている | 夜1枚安心パッド |
| パッドのズレ・モレが頻発している | 夜1枚安心パンツ |
| 1枚あたりのコストを抑えたい | 夜1枚安心パッド(¥71/枚) |
| 仰向け寝が長く背モレが心配 | 夜1枚安心パンツ(背モレ防止ポケット) |
| 寝たまま交換しなければならない | 夜1枚安心パッド(テープ式と組合せ) |
| 介助があれば立てる・座れる状態 | 夜1枚安心パンツ(着脱が簡単) |
先に結論:どちらがおすすめか
テープ式おむつを使っている方に結論から言うと、夜間だけ吸収力を増やしたい場合は「夜1枚安心パッド」が有利です。1枚¥71というコストパフォーマンスはカテゴリ内でもトップクラスで、テープ式との組み合わせで寝たまま交換もできます。
一方、パッドのズレで夜間モレが頻発している方・立位交換ができる方・パンツタイプへの移行を検討している方には「夜1枚安心パンツ」をすすめます。パッドなし1枚で8回分を吸収でき、背モレ防止ポケット付きで仰向け寝にも対応しています。
アテント 夜1枚安心パッド(テープ式用)

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ASIN | B08H5RVW3F |
| 価格(28枚入) | ¥1,982(¥71/枚) |
| 吸収量 | 1,200ml・8回分 |
| サイズ | 63cm超大判 |
| 対応おむつ | テープ式専用 |
| 肌面素材 | お肌ふわさらシート |
| 消臭 | 消臭加工済み |
| 医療費控除 | 対象品 |
| 評価 | 4.2★(335件)ベストセラー1位 |
アテント 夜1枚安心パッドは、テープ式おむつの内側に重ねて使う補助パッドです。1,200mlという大容量の吸収量で、夜間に量が多い方でも一枚で朝まで対応できます。
大人用紙おむつ尿とりパッド市場で売上No.1を記録しており(インテージSRI調べ)、介護施設での採用実績も豊富です。施設スタッフにすすめられたという購入者の声も多く、信頼性の高さが数字に表れています。
素材面は「お肌ふわさらシート」を採用しており、肌への接触面積を減らすことで長時間の着用でも蒸れや肌あれを防いでいます。股間部に2本・おしり側に1本の計3本の「スピード吸収スリット」が尿を素早く広げ、一箇所への集中によるモレを防ぎます。
バックシートには「矢印センターライン」が印字されており、夜間の暗い環境でも前後を確認しやすい設計です。テープ式おむつの背モレ防止ポケットにすっぽり収まる形状で、就寝中のズレを最小限に抑えます。
この製品はテープ式おむつとのセット使用が前提です。パンツタイプのおむつには使えません。また、パッドを重ねる分だけ装着の手順が増えるため、夜間の素早い交換を優先する場合は手間に感じることもあります。
医療費控除の対象品として明記されているため、年間の介護費用を確定申告で申請する際に計上できます。長期介護ではこの点も選択理由のひとつになります。
購入者の声まとめ(夜1枚安心パッド)
実際の購入者からは「4回用では漏れていたが8回用に変えたら全く漏れなくなった」「施設スタッフにもすすめられた」という声が目立ちます。1,200mlの吸収力が現場で確かに機能していることが伺えます。
惜しい点として「大量購入した際にAmazonの配送箱がつぶれた状態で届いた」という指摘が複数あります。衛生品の梱包状態を気にする方は、まず1パックで試してみるとよいでしょう。
アテント 夜1枚安心パンツ(パンツタイプ)

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ASIN | B07HC5FFS5 |
| 価格(M 14枚) | ¥1,882(¥134/枚) |
| 吸収量 | 8回分 |
| サイズ展開 | M・L(男女共用) |
| タイプ | パンツタイプ |
| 背モレ防止 | 背モレ防止ポケット採用 |
| 通気性 | 全面通気性シート採用 |
| 消臭 | 消臭加工済み |
| 評価 | 4.2★(1,435件) |
アテント 夜1枚安心パンツは、パッドを重ねずに1枚で一晩をカバーできるパンツタイプのおむつです。アテント紙パンツシリーズの中で最高の吸収量を誇り、「パッドなしでずっと快適」をコンセプトに開発されました。
最大の特徴は「背モレ防止ポケット」です。夜間は体を動かさない時間が長く、仰向けの姿勢では背中側への漏れリスクが上がります。パッド式では対応しにくいこの問題を、パンツ構造のポケットで根本から防いでいます。
交換はパンツタイプの着脱と同じです。介助があれば立てる状態なら、立位のまま上げ下げするだけで完了します。テープ式のように開いて固定し直す手順が不要なため、夜間の交換時間が短縮でき、介助者の腰への負担も軽くなります。
全面通気性シートで蒸れにくく、うす型設計のため着用時のごわつきも少ないです。長時間の着用でも肌への影響を抑え、被介護者・介護者の両方が快適に夜間を過ごせるように設計されています。
コスト面では1枚¥134と、夜1枚安心パッド(¥71/枚)の約2倍の単価です。ただし、パッドのズレによる失敗交換(シーツ・衣類の洗い直しなど)がなくなれば、トータルコストは想定より縮まるケースもあります。
過去1ヶ月で2,000点以上購入されているという人気商品で、継続使用者のリピート率も高い傾向にあります。定期便での購入で割引を受けながら使い続ける方が多い商品です。
購入者の声まとめ(夜1枚安心パンツ)
購入者からは「色々試したがこれが一番安心できる」「パッドなしで朝まで眠れた」という高評価が多く見られます。ぎっくり腰・術後などの一時的な使用から、継続的な在宅介護まで幅広く活用されています。
惜しい点として「Mサイズが少し大きく感じる。Sサイズがあれば嬉しい」「男性が使うと吸収が前側に偏って後ろへの広がりが不十分」という声があります。細身の方はまず1パックで試してからまとめ買いを検討するとよいでしょう。
2製品を徹底比較
| 比較項目 | 夜1枚安心パッド | 夜1枚安心パンツ |
|---|---|---|
| 価格(1枚あたり) | ¥71/枚(28枚入) | ¥134/枚(M 14枚) |
| 吸収量 | 1,200ml・8回分 | 8回分(ml非公表) |
| 使用方法 | テープ式おむつに重ねる | パンツ1枚で完結 |
| 交換方法 | 寝たまま可(テープ式と組合せ) | 立位での着脱が基本 |
| 背モレ対策 | テープ式おむつに依存 | 専用ポケット内蔵 |
| 肌素材 | お肌ふわさらシート | 全面通気性シート |
| サイズ | 63cm超大判(ワンサイズ) | M・L展開(男女共用) |
| 消臭 | あり | あり |
| 医療費控除 | 対象品明記 | 要確認 |
| レビュー数 | 335件 | 1,435件 |
月額コストを比較する
夜間に毎日1回交換する想定で、1ヶ月(30日)のコストを試算します。介護では長期継続が前提になるため、月額コストの差は重要な判断材料です。
| 商品 | 1枚あたり | 月30回使用した場合 |
|---|---|---|
| 夜1枚安心パッド(28枚入) | ¥71/枚 | 約¥2,130 |
| 夜1枚安心パンツ(M 14枚) | ¥134/枚 | 約¥4,020 |
月額で比べると夜1枚安心パッドが約¥1,890安くなります。年間換算では約¥22,680の差です。長期の在宅介護では無視できない金額で、介護保険の利用限度額内で工夫したい方には特に重要な視点です。
ただしこの試算はパッド単体のコストのみです。テープ式おむつ本体のコストを合算すると、パンツタイプとの差は縮まることがあります。現在使用中のテープ式おむつの費用と合計した上で比較することをおすすめします。
夜1枚安心パッドが向いている人
以下のような状況の方には、夜1枚安心パッドがおすすめです。テープ式おむつを既に使っていて、夜間だけ吸収力を補強したい場合に特に合理的な選択肢です。
- テープ式おむつを日中から使用していて、夜間だけ高吸収パッドを重ねたい方
- 寝たきりに近い状態で、寝かせたまま交換する必要がある方を介護している方
- 月額コストを抑えたい方(月約¥2,130と、パンツタイプの半分以下のコスト)
- 介護施設でも推奨実績があり信頼性の高い商品を選びたい方
- 吸収量が1,200mlと数値で明示されているため、品質を数字で判断したい方
向かない方もいます。テープ式おむつを使っていない方はそもそも対象外です。パッドがズレやすい体型の方や寝返りが多い方には、ズレによるモレが解消しないまま継続することになる場合もあります。
夜1枚安心パンツが向いている人
以下のような方には、夜1枚安心パンツがおすすめです。パンツタイプへの移行を検討しているタイミング、またはパッドのズレ問題を根本的に解消したい場合に特に有効です。
- パッドのズレやモレが頻発していて、パッドなし運用に切り替えたい方
- 介助があれば立てる・座れる状態で、パンツ式の着脱が可能な方
- 仰向け寝が続く方・寝返りが多い方で、背中からのモレが心配な方
- 交換手順をシンプルにしたい方(テープ式の開閉・固定が不要になる)
- 夜間の交換回数を減らして、介助者の睡眠の質を確保したい方
向かない方もいます。寝たきりで立位交換ができない方や、テープ式に長く慣れた介護者の方、コストを最優先にしたい方には選びにくい面があります。まず1パックで試してから判断することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q. 夜1枚安心パッドはパンツタイプにも使えますか?
使えません。商品名に「テープ式用」と明記されており、パンツタイプのおむつには適合しない構造です。パンツタイプ用のパッドとしては、アテントの「紙パンツ用パッド」シリーズを選ぶ必要があります。テープ式用とパンツ式用は形状・固定構造が異なるため、誤って使用するとモレの原因になります。
Q. 夜1枚安心パンツとパッドを組み合わせて使えますか?
夜1枚安心パンツはパッドなしで使う設計です。夜1枚安心パッドはテープ式専用のため、このパンツには入りません。パンツタイプのおむつに別のパッドを重ねると通気性が下がり、肌トラブルの原因になることがあります。メーカーの推奨どおり、パッドなしで単体使用することをおすすめします。
Q. どちらが肌荒れしにくいですか?
どちらも蒸れ対策の素材を採用しており、肌荒れのしにくさは大きく変わりません。夜1枚安心パッドは「お肌ふわさらシート」で接触面積を減らし、夜1枚安心パンツは「全面通気性シート」で蒸れを抑えています。
肌荒れの主因は製品の素材よりも交換頻度と交換後のケアです。朝の起床時に必ず交換し、皮膚の清拭・保湿を行うことが最も重要です。どちらの製品を選んでも、このルーティンを守ることで肌トラブルを大幅に減らせます。
Q. テープ式からパンツタイプへの切り替えタイミングは?
ADL(日常生活動作能力)の変化が一つの目安です。介助があれば立てる・座れる状態になった段階でパンツタイプを検討できます。またパッドのズレが頻発するようになったタイミングも適切な切り替えサインです。
ケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談すると、介護度や体の状態に合ったアドバイスが得られます。一人で抱え込まず、専門家の意見も取り入れながら決めることをおすすめします。
まとめ
アテント 夜1枚安心パッドと夜1枚安心パンツは、同じ「夜間8回分吸収」という目的を持ちながら、使用シーン・コスト・向いている介護状況がまったく異なります。
テープ式おむつをすでに使っている方・コストを抑えたい方・寝たまま交換が必要な方には「夜1枚安心パッド」が向いています。1枚¥71のコスパと1,200mlの確かな吸収力、そして介護施設でも使われる実績が選ぶ理由になります。
パンツタイプへの移行を検討している方・パッドのズレに悩んでいる方・背モレ対策を最優先にしたい方には「夜1枚安心パンツ」が最適です。どちらも大王製紙の主力夜間ラインナップであり、品質面での信頼は共通しています。
今の介護状況(使用中のおむつタイプ・ADL・コスト優先度)を整理した上で、ご家族・被介護者の両方が夜間を安心して過ごせる一枚を選んでみてください。
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